パーソナルスペースで分かる男性心理!近いのは恋愛のサイン?

  • ・・あれ?・・・何か近い。

こんな風に、男性がやたら近づいてくるときって生きていれば何度かありますよね。これが嫌いな男性だったらイヤなことこの上ないんですが、もしこれが気になっている男性だったら、また好きな男性だったりなんかしたら、これは正直もうドキドキもんです!

今回は男性がとってくるこういった距離について、パーソナルスペースという心理的な領域からのお話になります。・・・果たして彼は一体どういうつもりで自分との距離をとっているんでしょうか?

色んなパターンに分けて、詳しく解説しています。

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パーソナルスペースって何なの?

では、まず「そもそもパーソナルスペースって一体何なのよ?」というお話から始めにしていきます。もう知ってるよ、って感じであれば飛ばしてもらっても全然構いません。

パーソナルスペースとは?

これは、アメリカの心理学者エドワード・ホールっていう学者さんが提唱したものなんですが、基本的に人間というのは自分の領域というものを持っており、この距離を超えて誰かが入ってきたりすると、突然イライラしたりストレスが溜まったりします。

こういった人間が持っている特有な領域のことをパーソナルスペースって呼んでいるんですが、動物で言えばちょうど「縄張り」みたいなものだと思ってください。

しかも、この領域というのは全部で4種類に分けられます。

4種類のパーソナルスペース

エドワード・ホールによると、このパーソナルスペースというのは「密接距離」「個体距離」「社会距離」「公共距離」の合計4つに分類できるとされています。何やら難しそうな感じなんですが、つまりは以下の通りです。

  • 密接距離(0cm~45cm)恋人の領域
  • 個体距離(45cm~1.2m)友達の領域
  • 社会距離(1.2m~3.5m)知人の領域
  • 公共距離(3.5m~)大衆の領域

もっと言うと、この4つもそれぞれ2つに分類できるとされています。2つというのは「近接相」「遠方相」なんて呼ばれています。

密接距離

  • 近接相(0cm~15cm)
  • 遠方相(15cm~45cm)

個体距離

  • 近接相(45cm~75cm)
  • 遠方相(75cm~1.2m)

こんな感じですね。

近接相とか遠方相とか難しい感じなんですが、要するに人間が心を許す距離というのは、相手をどれだけ受け入れているかという実際の距離とほぼ一致すると言うことです。

男と女のパーソナルスペース!

そして先程のパーソナルスペースなんですが、実はこれって男女に差があるんです。このことを知っておくと大分パーソナルスペースと好意の関係について理解できますし、恋愛においても応用が効くと思います!

男女の違い

では、それぞれのパーソナルスペースの違いを見ていきましょう。

これは以下にも示しているんですが、基本的には男性が楕円形の領域を持っていて、女性は円形の領域を持っています。男性の場合、前に立たれると嫌悪感を強く示す傾向があるんですが、割と横方向になら結構近づいていっても大丈夫です。

また上の図ではあんまり分からないかもしれないんですが、基本的に男性の方がパーソナルスペースが広いです。それに対して女性はパーソナルスペースが狭い傾向にあります。

つまり、女性の方が色んな人に対して心を許してくれる傾向が強いんですね。

人によっても違う。

ただ男女の違いというだけでなく、このパーソナルスペースには個人差があります。

例えば具体的に言うと「社交的」「前向き」「明るい」「ポジティブ」こういったタイプですね。こういったタイプの人はパーソナルスペースが狭い傾向にあるということです。

その逆で「内向的」「後向き」「暗い」「ネガティブ」といったタイプの人はパーソナルスペースが広いので、かなり仲良くならないと自分の近くに人を近づけたりはしません。

このことは今後かなり重要になってくるので、ぜひ覚えておきましょう!

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近さから好意をはかる!

では、いよいよパーソナルスペースから男性の好意のレベルをはかっていきましょう!

しかし、そう簡単な話ではありません。というのも「人によってパーソナルスペースの広さは違う」ということだからです。なので、まずは近づいてきた男性が一体どういうタイプの人なのかを知らなければなりません。

そして、自分のパーソナルスペースの広さも同様にしてある程度は知っておかないとなりません。こうして考えてみると、全部で4パターンの関係が見えてきます。

1. 男が「社交的」女は「内向的」

これは男性のパーソナルスペースが狭いので、かなり近くに寄って来たとしても「意外と何とも思わずに近づいてきている」なんてことが多いです。でも、自分は内向的なタイプなので、領域が広い。

こうなると、向こうは友達感覚なのに自分は「何か意識する」という感覚を持つことになります。つまり、自分は密接距離に入られて意識してしまっているのに、向こうは何とも思っていない「友達レベル」の感覚だということです。

2. 男は「社交的」女も「社交的」

こういった関係の場合は、お互い友達感覚でもかなり急接近できる関係だと言えるでしょう。密接距離の近接相(0cm~15cm)ぐらいまで接近して、やっとお互いが意識するというレベルです。

しかし「自分が意識したのであれば、向こうも何となく意識している」ということが多いのも、またこういった関係の持つ特徴的なパターンだと言えます。

3. 男が「内向的」女は「社交的」

これは最も「脈あり」が分かりやすい関係ですね。相手の男性は内向的なタイプで人を寄せ付けない傾向が強いのに対して、自分が「何か意識する」という狭い領域まで入ってきてくれたからです。

もし自分が「社交的」なタイプで、向こうが「内向的」なタイプであれば、これはかなり好意のレベルが高いと言えるでしょう。

4. 男は「内向的」女も「内向的」

これは個体距離(45cm~1.2m)のような友達レベルの近さでも、お互いが意識し合ってしまうことがあるという関係です。

そして、この関係も「社交的」「社交的」の関係と似ていて、割と自分が「何か意識する」と感じているのであれば、向こうも何となく同じ感情を抱いている場合が多いです。

関係性についてはこのような感じです。なんですが、本当に人それぞれにパーソナルスペースの大きさは違うので、一つの目安として考えてもらえたらなと思います。

男性から近づいてくる。

また男性から近づいてきた場合も判断材料としてはかなり重要です。

なぜなら「向こう主体だから」です。向こうから近づいてくるということは向こうの距離感をとってくるはずなんです。なので、相手のパーソナルスペースがある程度分かっているのであれば、それによって自分との心の距離感も分かるでしょう!

なので
ポイント

  • その男性が他の人とどういう距離をとっているのかを観察すること。

これがポイントとして重要になってきます。他の人との関係性からその男性のパーソナルスペースを導き出し、そして自分に当てはめていきましょう。そうすれば、何となく自分に対する好意度がどれぐらいのなのかが分かるかと思います。

自分が近づいて行った場合

自分から確かめにいく場合もあります。

もし相手の間合いに入って目を逸らされてしまったり、体をずらされてしまったりしたのであれば、それは相手のパーソナルスペースの侵入してはいけない領域まで入ったということです。

でも、もし男性がそれで嫌がらないのであれば、そこまでの関係はクリアしているということです。もし密接距離の近接相(0cm~15cm)あたりまで入ったときに嫌がらないのであれば、それはかなり「脈あり」だと判断しても良いと思います。

ただ忘れてはいけないのが、男性のパーソナルスペースの形が楕円形だということです。割と横から近づいたとしても男性は大丈夫なので、分かりやすさで言えば男性の前方に立つことです!

まとめ

という訳で、以上でパーソナルスペースで分かる男性心理についてを終わります。

何度も言うようで恐縮なんですが、結局は男性と言っても色んな広さのパーソナルスペースがあります。なので、単純に自分が「近いかも、、これって好きってこと?」なんて解釈してしまうのは幾分早合点だということになります。

まずは自分と相手のタイプを分析し、そこから色々と試していきながら好意を正確に読み取るのが良いかと思います!

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