シンクホールが日本にも出現していた!恐怖の穴の原因は!?

まず注釈からなんですが、これは模型とかではありません。
紛れもない本物の穴です。「シンクホール」という名が付いています。

シンクホール、もしかしたら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?ミステリーサークルが一夜にして突然現れるように、このシンクホールも同様にしてまた一夜に、突然と姿を現します。

一度この穴が出現したら最後、穴の上のものは全て飲み込まれ、そして奈落の底へと突き落とされてしまいます。一つだけなら良かったんですが、世界のあちこちで沢山出現しています。そして今、このシンクホールが急増してるんです・・

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シンクホールって一体何なの!?

シンクホールとはスロベニア語で翻訳すると「谷」だなんて呼ばれます。

ただ、名前の通りに「谷」だなんて簡単にはとても表現しがたいものです。
なぜならば、突如と現れ、そして全てを奪っていくからです。

「悪魔の穴」とも呼ばれていますが
こっちの方がよっぽど正確な気がします。

シンクホールのサイズ

このシンクホールのサイズなんですが、規模はホントに様々です。

  • 直径・・・ 1m ~ 1000m
  • 深さ・・・ 2m ~ 500m

ざっくり言えばこれぐらいです。
大小かなりの差がありますが、深さ500mって・・

想像しただけでもゾッとします・・
これに飲み込まれたら一巻の終わりです。

シンクホールっていつからできたの?

では気になるこのシンクホール、一体どのような歴史があるんでしょうか?

実はこの歴史、意外にも非常に浅いです・・。起源は1980年、イスラエル付近で起こっています。このイスラエル付近で初めてシンクホールが発見されました。

そして1990年代になり発見された数はおよそ40個・・

あれっ、意外と少ないのね?

なんて思っていませんか?
実はここからがシンクホールの本領発揮だったんです。

2013年の当時に観測された出現数は
イスラエルだけで実に3000個!


いやいやいやっ!ちょっと待って!
ちょっとやり過ぎじゃない!!?

そう思いますよね。
最近になっていきなり、ホントにいきなり増え始めたんです!

今ではイスラエル近辺では毎日1個のペースで穴が開いています。
とても正気じゃいられません・・

しかもイスラエルって小国でしょ!?

先程はイスラエルの話をしました。確かにシンクホールが多く発生している地域です。
多く発生している地域なんですが、

世界は広い!

アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、中国、中東・・このような広大な土地でもかなり多くのシンクホールが発見されています。しかもアメリカフロリダ州なんか「シンクホールのメッカ」だなんて呼ばれ始めているぐらい穴だらけになってきました。

予測不能なシンクホール

しかもシンクホールの恐ろしいところは場所の予測が全くつかないところ!

トルクメニスタンです。なんでもないこんな平地にだってできてしまいます。

ここは世界遺産のシュコツィアン洞窟。これはシンクホールで洞窟化した場所ですね。こんな大自然にももちろん出現します!

ここは南アフリカ共和国のダーバンです。トップ画にもありますが、街にも現れます。

そしてこれはグアテマラシティの一般家庭内にできたシンクホール、家の中でも容赦なし。しかし次はもっと衝撃的・・・湖だろうが関係ありません。

もう何でもありですシンクホール
怖いよシンクホール

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原因は何!?

ここまで凄まじい映像の数々でした。

でもこのシンクホール、一体なぜできるんでしょう?
原因は一体何なんでしょう!?

原因

  • 原因1 – 石灰岩が地層の主な構成要素となっているような地域では、その地下に雨水が浸水することで石灰岩が溶かされる。溶けてできた大きな空洞の天井が陥没することで発生

原因

  • 原因2 – 酸性雨などで地盤が侵食され沈下する。解けた岩盤は大きな空洞をつくり、耐えられなくなった天井部が沈没することで出現

この2つが主な原因だと考えられています。基本的には地層や、地盤が侵食されることで陥没するっていう原理です。

しかしですね。

まだまだこれ以外の理由もあったりと、原因は未だ謎・・これが真実となっています。

日本にもシンクホールは…あった。

実はここ日本でも、シンクホールは起こっています!

上の写真は宇都宮の山林で起こったものです。50m × 80m 深さ 6m の中規模なものですが、確かに地表の陥没により出現した穴です。

ただ起こってはいるんですが、余り表立って話題にされないのは、それが山林であったり人里離れた場所で起こっているからです。日本で起こっているのは古い炭鉱の跡や採掘場だった場所、また防空壕の跡地のような空洞があった場所です。

山林とかなら安心だね!

…って思っていた矢先なんですが、、

ついに!!

ついに住宅街にもできてしまいました…。2015年の3月17日に報道されたものなんですが、愛知県春日井市出川町の公園にとうとう出現してしまったようですね。

「深さ2m、幅5mの小規模シンクホール」なんですが、ついに郊外にも進出してきてしまいました。ただ、昔の炭鉱の採掘場だったらしいのでメカニズムは山林と一緒なのかもしれません。

しかし、そうは言っても郊外にできたというのは私の中で結構な大事件だったりします…。これからどんどん増えていくんでしょうか…。

21世紀になって圧倒的に増えてきた地震、そしてシンクホール…十分気をつけていきましょう!と言いたいとこですが、やはり地震同様、私達にできることは少ないのが現実のようです。

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